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プライヤ


プライヤ

現場でつかむ、はさむ系用途の定番便利工具、プライヤです。

こちら、現場では、様々なサイズのプライヤが大活躍でして、

プライヤの正式名称は、コンビネーションプライヤ(JISB4614 英文:Slip joint combination pliers with cutters)である。ペンチ(Cutting pliers)よりも開口範囲を大きくとるため、ピボット(ジョイント部分)がスライド構造となっている工具。大きな物をはさむ場合、ピボットを握り方向にスライドさせることで、先端部分が大きく開く(通常この状態では先端部分は完全に閉じない)。通常のペンチよりも、はさめる物の範囲が多いため、自動車の車載工具によく採用される。

英米ではペンチを含む挟み工具全般をプライヤ (pliers:常に複数表示) と呼ぶ。ピボット(ジョイント部分)がスライド構造の日本で標準的なプライヤはその中の一種で、Slip joint combination pliersに相当。コンビネーション(Combination)の名前は、日本語で「複合機能」の意味があり、物を先端で挟み・あごの中央部でつかみ・結合軸付近で軟鋼線を剪断切断するという3つの機能がある事からきている。そのほかには、たとえば、ニードルノーズプライヤ needle nose pliers(あるいは“long-nose cutting pliers”) (ラジオペンチ)、ロッキングプライヤ(バイスグリップ)などと、それぞれpliersの中の一種として扱われる。

全ての手動工具に言えることであるが、プライヤは人間の手の効果を高めるために作られている。プライヤは、てこの原理(2つの腕からなるレバー比の法則)に従って設計されており、アゴまたは先端で、より大きな力に握り部の小さい力を変えることが出来る。プライヤで大きな力をだす場合、左右の本体を接合しているリベットの中心から掴み部や切断刃までの距離を出来る限り小さく、そしてハンドルの握り部までの距離を大きくする。ただし、エレクトロニクスや精密機器の場合は、多くの場合それほど大きな力を必要としないので狭い場所での作業もより簡単に出来る様にコンパクトなタイプになっている。

このような挙動をする工具で、
ペンチ以上に機械の様々な部分を挟むのに活躍してくれて、
常備しておくのが必須の工具のひとつになりますね。


/export/cgi/jp/x/e/haken.arrowpex/data/pages/プライヤ.txt · 最終更新: 2020/04/05 10:03 (外部編集)